わたしです

なかさん(twitter:@mintexcca)のメモ帳みたいなもんです

モータースポーツ観戦入門にオススメの「eモータースポーツ」とは?

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この記事は、みす51代 Advent Calender 2019の15日目の記事です。

こんにちは、naka3(スーパーコンポーザー)です。
今までは冗談で言っていましたが、先日SOUND VOLTEXに楽曲が採用され、名実ともにスーパーコンポーザーになったような気がしますが気の所為だと思います。
さて、例年バンドリの記事を書いていたのですが、飽きたので真面目に布教記事でも書こうと思います。

皆さん、自動車レースに代表されるモータースポーツ「観戦」にどんなイメージをお持ちでしょうか?

「面白くなさそう……」
「テレビで放送してなくない?」
「日本でやってるの?」
「そもそも全く興味ない」

と、こんな感じだと思います。
兎にも角にも、モータースポーツ観戦は敷居が高い!僕もそう思います。
実際モータースポーツは、特に日本では斜陽産業となっているという指摘もあるとかないとか。興味が無い人々が増えているのも頷けます。

しかし、そんなモータースポーツ業界に一筋の光。
そう、モータースポーツ」×「eスポーツ」=「eモータースポーツ」が、じわじわと盛り上がってきているんです!
この「eモータースポーツ」、観戦の敷居が低く、面白さが伝わりやすい!

今回は僕が今ハマりにハマっている「eモータースポーツ」の魅力を、今特にアツいグランツーリスモSPORT」というゲームを例にとって掘り下げていきたいと思います。


eモータースポーツとは?

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モータースポーツは、自動車レースやバイク競技に代表される、乗り物を用いて行われるスポーツの事です。
「eスポーツ」は、コンピューターゲームをスポーツと捉える際の名称ですよね。
では「eモータースポーツは?
名は体を表す。その名の通り、モータースポーツ」×「eスポーツ」です。
平たく言えば、「レースゲーム」を用いたeスポーツの事ですね。

このeモータースポーツに特化したレースゲームとして知られているのが、PlayStation4グランツーリスモSPORT」
1997年に初代が発売され今日までレースゲーム界のトップランナーとして知られている「グランツーリスモ」シリーズの最新作です。
スポーツカーやレーシングカーを中心に世界中の車をゲーム内で再現し、世界中のサーキットでレースが出来る、レーシングシミュレーターに分類されるレースゲームで、そのグラフィックは勿論のこと、自動車の挙動もとてもよく出来ているゲームです。
ゲーム内では全国のプレイヤーとオンラインで対戦出来る他、eモータースポーツのメインモードとしてFIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」が開催されています。

グランツーリスモSPORT公式サイトはこちら

FIA グランツーリスモ チャンピオンシップとは?

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2019 FIA グランツーリスモ選手権 公式サイトはこちら

FIA国際自動車連盟)とグランツーリスモが協力、さらには「タグ・ホイヤー」「トヨタ自動車」「ミシュラン」などがオフィシャルパートナーをつとめる、全く新しいモータースポーツ
グランツーリスモSPORTの熾烈なオンライン大会を勝ち抜いたプレイヤーが、世界各地で年5回行われる「ワールドツアー」や、最大規模の大会である「ワールドファイナル」などのオフライン大会で一堂に会し、王者を決めるチャンピオンシップです。

個人戦であり出身国を背負い戦う「ネイションズカップと、好きな自動車メーカーとパートナー契約しチームで戦う「マニュファクチャラーシリーズ」の2つのチャンピオンシップがあります。

ワールドツアー・ワールドファイナルの模様はYouTube Liveにて生配信され、オンライン予選の模様の一部もYouTubeに動画として投稿されます。
すべて実況・解説付きで、日本語を含む7ヶ国語で配信されています。
放送のクオリティ自体も、テレビ番組にも負けず劣らずのハイクオリティで楽しむことが出来ます。


eモータースポーツ観戦のココが楽しい!

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eモータースポーツ観戦は一般的なモータースポーツ観戦に比べて、どういう点で"初心者にオススメできる"のか?
主観まみれでまとめました!

1.レースが短い!

現実のモータースポーツはとにかく長い
日本ではトップクラスで有名な鈴鹿サーキット、開催されるF1の日本GPやSUPER GTでは、周回数53周、距離にして300kmを走行します。
同じく有名な富士スピードウェイで開催される富士SUPER TEC 24時間レース、今年の周回数は800の大台に乗りました。

一方で、FIA グランツーリスモ チャンピオンシップは、ワールドツアー決勝のような長い試合でも走行距離はおおよそ100km程度で、1試合1時間もかかりません
準決勝や敗者復活戦などでは走行距離4,50km台の短い試合も行われ、ポンポンと行程が進んでいきます。

試合が短いと何が良いか?
1つ目は単純、飽きづらい!です。初心者がいきなり数時間に及ぶレースを見るのはダレてしまいますが、eモータースポーツならモチベーションを維持出来るかもしれません。短い試合が次々と行われ、ロケーションやマシンも変わるので、視覚的にも飽きが来ません。
2つ目は、戦況を把握しやすい!です。長時間に及ぶレースだと、車間はどんどん広くなり、周回遅れのマシンも出るなど、レース状況は混迷を極めます。初心者がパッと見で戦況を把握するのは難しいのですが、eモータースポーツではそういうことは起こりづらいです。

2.誰でも手軽に見られる!

日本ではモータースポーツはなかなか人気が出ず、今ではテレビ放送は有料チャンネルが主流です。(近年ではネット配信も増えているようですが)

一方、FIA グランツーリスモ チャンピオンシップは、全ての放送がYouTube Liveで配信され、配信アーカイブも即座に上がります。しかも7ヶ国語の実況付き
また、YouTubeチャンネル「GRAN TURISMO TV」では、大会のハイライトや、トッププレイヤーの走行オンボード映像、オンライン予選の模様などが随時アップロードされ、大会が行われていない時も飽きません。
見たい時に見たいものを見れる、素晴らしい時代ですね。

3.戦略を理解しやすい!

モータースポーツはトップドライバーの素晴らしいドライビングテクニックこそが見所だと思われがちですが、実は様々な戦略が物を言うスポーツです。
タイヤ選択やピットインのタイミング、燃費を抑える走行、敵との駆け引き……ドラテクは誰もが最高峰だからこそ、こういう所で差が出ます。そして、ここが面白い所でもあるのです。
ただ、実際のモータースポーツでは、タイヤ戦略や燃費戦略などは極めて不透明で分かりづらいです。使っているタイヤも分からない事が多いですし、走行台数が多いため全員のピットインを把握することも困難なんです。

一方で、FIA グランツーリスモ チャンピオンシップでは、タイヤは基本「ソフト」「ミディアム」「ハード」の三種類だけで、履いているタイヤは常に画面情報として表示されているため、タイヤ戦略がとても分かりやすいです。
またピットインのタイミングで残燃料も表示され、燃費戦略も把握できます
加えて、モータースポーツと比べてもこのような戦略が重要なeモータースポーツでは、実況解説にて戦略について多く触れられるため、初心者でも分かりやすいです。

この戦略の面白さについては、「eモータースポーツ観戦のココを楽しめ!」の節で解説していきます。

4.ゲームならではのカメラワークやシチュエーション

eモータースポーツはゲームですから、実際のモータースポーツでは実現できないような事が出来てしまいがちです。

例えばカメラワーク。実際のモータースポーツではサーキット内に設置されたカメラがマシンを追従しますが、eモータースポーツではあらゆる場所・角度からレースを撮影できます。グラフィックもめちゃくちゃ綺麗。
激しくマシンを追従する映像や、道路の真ん中で撮影したような映像、各マシンのボンネット・運転席や後方から撮影したような映像まで自由自在で、見て楽しめるのは勿論、戦況の把握しやすさにも寄与しています。

現実では実現できないようなシチュエーションでレース出来るのも魅力の一つです。
現実に何十台も無いようなコンセプトカーでのバトル、往年のクラシックカーで戦われるレースや、サーキットではなく首都高で行われるレース、悪路や悪天候でのハイスピードバトルなどなど……エキサイティングなバトルの数々が繰り広げられます。

5.安全!!!!!

当然のようでいて、eモータースポーツの特徴として忘れてはいけないもの。それは「生命の危険がない」ことです。
今年もF2のベルギーGPで大事故があり、一人のドライバーがこの世を去りました。ショッキングな出来事でしたね。
このように、モータースポーツは常に危険と隣合わせです。時速300kmの鉄の塊を操作するわけですからね。

eモータースポーツはゲームですから、事故が置きても当然、プレイヤーが怪我をしたり死亡したりするようなことはありません。
だからと言って危険な運転をしたり、他車と衝突したりして良いわけでは決してありませんが、見る側も安心して見られるというのは大きな利点だと思います。


eモータースポーツ観戦のココを楽しめ!

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eモータースポーツ観戦が一般的なソレに比べて敷居が低いことは分かったと思います。分かってくれ。
では、eモータースポーツ観戦をどのように楽しめば良いのか?主観まみれで解説します!

1.戦略が物を言うレース展開!

前節でも触れましたが、モータースポーツドライビングテクニックと同じ位、戦略が重要視されるスポーツです。
特にeモータースポーツでは「タイヤ戦略」「燃費戦略」の二本の柱があります。

タイヤ戦略「1レース中で複数種類のタイヤをどう配分し走行するか」という戦略です。
GTSPORTにはタイヤが各レースカテゴリーに対し主に「ソフト」「ミディアム」「ハード」の3種類があります。タイヤの柔らかさの違いで、文字通り前者ほどタイヤは柔らかくなります。タイヤは柔らかければ柔らかいほど「走行性能は高い」ですが「耐久性が低い」というトレードオフ的な性能を持っています。
タイヤは走行すればするほど消耗し、性能が落ちていきます。タイヤの交換にはピットインが必要で、タイヤの交換時間分タイムをロスすることになります。
FIAグランツーリスモチャンピオンシップでは、各レースに「3種類のタイヤをそれぞれ1回以上履かなければいけない」などの「タイヤ使用義務」が課されていることが多いです。
その中でプレイヤー達は、どのタイヤで何周走るべきか、という戦略を考えなければいけません。

  • 走行性能の低いハードタイヤは1周だけ履いて捨てる
  • 最初にソフトタイヤを履いてとにかく逃げる
  • 最後にソフトタイヤを履いて怒涛の追い上げを狙う
  • 敢えてピットイン回数を増やしソフトタイヤを2回履く

戦略は定番のものから奇策まで多種多様です。奇策を行うことで下位スタートから上位に食い込む選手も現れ、会場を大いに盛り上げてくれます。

燃費戦略「どれだけ燃料消費を抑えて走行できるか」という戦略です。
自動車は燃料を消費することで走行し、燃料が尽きれば走れなくなります。レース中ももちろん例外ではなく、燃料が無くなってきたら、タイヤと同様ピットインして燃料補給を行う必要があります。
この際の給油量は、ピットインでロスする時間に大きく影響してきます。給油量が少ないほど(≒燃費が良いほど)タイムロスは小さいワケですね。
このピットインの時間の差を利用して相手を抜かすこともできる(これをアンダーカットと言います)くらい、重要な戦略なんです。
燃料消費を抑えて走行する方法はいくつかあります。

  • 燃料マップを燃費寄りに走行する(走行性能は下がる)
  • エンジンが高回転数に達する前にシフトチェンジする(走行性能は下がる)
  • 前車の後方につくことで自車の空気抵抗を減らす(スリップストリーム

などなど。この燃費走行は特にプレイヤーのスキルに依存するところが大きいです。

このような戦略は一般のモータースポーツにも勿論存在しますが、とにかくオーディエンスには把握しづらいのが難点。前節で触れた通り、eモータースポーツでは、誰がどのタイヤを履いているのか、どのくらい燃料が残っているのかを瞬時に把握でき、実況解説も戦略について多く触れてくれるので、初心者にも分かりやすいですよ!

2.素晴らしいドライビングテクニック

散々、戦略性について語ってきましたが、もちろんプレイヤーたちのドライビングテクニックも見惚れるほど素晴らしいです。

正確な位置でのブレーキング、コーナー幅を目一杯に使ってコーナリングし、適切なタイミングでアクセルオン。
常に変わっていくレース状況の中で、ギリギリの限界を狙ってコースを走行しなければ速く走ることはできません。
少しのミスで車が滑りタイムロスしたり、オーバースピードでコースアウトしたり、とにかく一瞬の油断が命取りな厳しい世界。その中で、レース中ずっと集中力が途切れることなくミスなく走行したプレイヤーだけが頂点に登ることが出来るのです。

ドライビングの上手さ、というのは、自分がゲームをプレイしていないとなかなか分かりづらいことではあります。ので是非GTSPORTを買って一緒にプレイしましょう。
FIA グランツーリスモチャンピオンシップの放送では、時折、プレイヤーのハンドル操作やアクセル量・ブレーキ量などが視覚的に表示されることがあります。
プレイヤーたちがいかに繊細な操作を必要とされ、それを確実に行っているかを感じることが出来るかもしれません。

3.好きなメーカー・好きな選手を応援しよう!

一般のモータースポーツでも勿論、好きなチームを応援する・好きなドライバーを応援する、といった文化は存在します。
しかし、FIA グランツーリスモチャンピオンシップでは、より応援したい選手やチームを見つけやすいのかな、と個人的には思っています。

個人戦であるネイションズカップでは、プレイヤーたちは国を背負って戦うワケですから、我々は日本人選手を応援するのが分かりやすいかもしれないですね。実はGTSPORT、日本人もかなり強いですよ。(日本のゲームですしね)
海外のスター選手を応援するのもまた一興。あくまでeスポーツ、プレイヤーたちの人柄にも触れやすいのです。
ルックスや性格で選んでも良し、自国の選手を選んでも良し、急成長の選手を応援するも良し。自分のお気に入りのプレイヤーを見つけて応援すると、より観戦が楽しくなると思います。

一般的なモータースポーツでは、企業やチューナー等がチームを組んでレースをすることが多いですが、FIAグランツーリスモチャンピオンシップのマニュファクチャラーシリーズでは、自動車メーカーの対抗戦が行われます。
トッププレイヤー達がお気に入りの自動車メーカーを選び、そのメーカーの車でレースするワケです。
応援する企業を選ぶのは少しとっつきづらいかもしれませんが、自動車メーカーは認知度も高いですし、国内メーカーを応援したり、車の見た目がかっこいいメーカーを応援したり、初心者でも応援するチームを選びやすいです。
プレイするのはトッププレイヤー達ですから、ネイションズカップで応援しているプレイヤーが所属しているメーカーを応援する、なんていうのも良いかもしれませんね。

4.美麗なグラフィックと素敵なロケーション、かっこいい車たち!

前節でも触れましたが、GTSPORTのその美しいグラフィックには毎度驚かされます。
現実ではなかなか見ないような素敵なロケーションで疾走するクールな自動車たちを、様々な角度から映してくれます。
お気に入りの車を舐め回すように見つめてウットリしましょうね。

また、雨の首都高でのハイスピードバトルや、この世に数台しかないコンセプトカーを使用したレース、10台以上の車がしのぎを削るラリークロスなど、ゲームならではのシチュエーションでのレースが見られるのも魅力の一つでしょう。
走る車が非常に高価だったり、多くの危険やリスクを伴うシチュエーションでのレースは、安全なeモータースポーツだからこそ実現できるものかもしれません。

おわりに

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長々と語ってしまいました。
ここまで読んでくれた人なんているのか?いたら本当にありがとうございます。駄文申し訳ない。

自分がハマっているものへの気持ちをインターネットの海に放流したくてこの記事を書いたので、布教したいという意志はほんのちょっとしか無いワケですが……この記事でeモータースポーツ、ないしはモータースポーツに少しでも興味を持ってくれる方がいたら、これ以上ない幸せかなと思います。

さて、明日はzuzuさんが「ふゆやすみのじゆうけんきゅうのおはなし」をしてくれるそうです。
どんな内容が来るのか想像が出来ないので戦々恐々としています。
お楽しみに!!!!!!!!