わたしです

みなてふ(twitter:@mintexcca)のメモ帳みたいなもんです

岩手旅行記 2017夏 一日目(8/26)

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三日目はこちら

先日、8月26日から3日間、岩手県に家族旅行に行ってきました。
そこで、自分の備忘録も兼ねて訪れた場所や食べ物などを、3つの記事に分けて一言添えながら書いていこうと思います。

この記事では一日目に訪れた観光名所などを中心に紹介していきます。
岩手銀行赤レンガ館
ぴょんぴょん舎 稲荷町本店(盛岡冷麺・焼肉)
・盛岡手づくり村(南部せんべい手焼き体験)
小岩井農場

新幹線に揺られて東京からおおよそ2時間半、あっという間に岩手県盛岡市に到着です。
実は岩手県を訪れるのは二回目ですが、新幹線で来たのは初めて、やっぱり新幹線は快適で良いですね…。
レンタカーを借りて、あとは親の運転任せ。最初に向かうのは…

岩手銀行赤レンガ館

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盛岡市内にある赤いレンガが特長的な建物。
1911年に盛岡銀行本店として建設され、その後は岩手殖産銀行(のちの岩手銀行)の本店に、1983年の新社屋完成に伴い中ノ橋支店の建物となった後、なんと五年前の2012年まで現役で銀行として営業を続けていた建物です。
設計を手掛けた辰野・葛西建築設計事務所は東京駅など著名な建物を多く手掛けていて、なんとなく見た目も東京駅に似てますよね。
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ノスタルジーな内装がとにかく美しい。自分が生まれていないような時代の様子を窺い知ることが出来ます。5年前まで現役だったとは想像も出来ないようなレトロ感です。
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奥の金庫はどこかホラーゲームのような雰囲気で不気味…これはこれで非日常感がとても良い。
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おおきな改築が行われず、出来る限り建築当時の姿そのままになるよう補修・修復が繰り返されてきたこの建物、歴史をそのまま味わうような稀有な体験が出来る素晴らしい文化財でした。

ぴょんぴょん舎盛岡冷麺・焼肉)

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三日連続焼肉の開幕です。一日目は韓国料理店の「ぴょんぴょん舎」、うさぎをご注文しそうなネーミング。実は銀座やスカイツリーにも店舗があります。
せっかく盛岡に来たんだから盛岡冷麺だろうということで、盛岡冷麺とついでに焼肉を注文。
焼肉はもう美味いです。肉を焼くのは最高です。
まぁ焼肉は置いておいて、やはり盛岡冷麺です。盛岡冷麺は、非常にコシが強い麺と、辛みとして加えられるキムチ、そして口直しとしてスイカや梨などの果物がついてくることが大きな特徴です。
盛岡冷麺についてなんの事前知識もなく冷麺を注文したので、スープにスイカが入っていて流石にビックリしました。このスイカ、すごく甘かったです。キムチがかなり辛いので、キムチとスイカを交互に食べる感じにすると、とても良い感じでした。
そしてコシの強い麺、これが本当に半端なく強いコシで、初めて食べる感覚でした。(自分は少し苦手)ウィキペディアには「当初、盛岡市民には不評で『ゴムを食べているようだ(ゴムみたいだ)』などと言われてしまい…」という一節があり、なるほどなぁと思いました。

盛岡手づくり村(南部せんべい手焼き体験)

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盛岡手づくり村という施設で南部煎餅の手焼きを体験しました。この施設、広い割にめちゃくちゃ閑散としてて大丈夫か?って感じでしたが。
南部せんべいは八戸南部氏が藩主家だった旧八戸藩の地域に伝わる煎餅で、小麦粉を水で練って円形の容器に入れ、硬く焼いたもの。今回の手焼き体験ではピーナッツを加えて焼きました。
完成した南部せんべいの写真を撮るのを失念していて本当に申し訳ないのですが…ググって調べてください!そんな感じです!作り方はめちゃくちゃ簡単で、しかも美味い!熱い!最高でした。

小岩井農場

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この日のメインディッシュと言っても過言ではない小岩井農場。来るのは二回目ですが。日本最大の民間農場で、めーーーちゃくちゃ広いです。小岩井ブランドのジュースとか全国で売ってますよね。
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小岩井農場といえばまずは雄大な自然。この写真は小岩井農場内にある一本桜です。広い野原の真ん中にぽつんと桜の木、後方には岩手山という最高のロケーションのフォトスポットです。春の頃は桜も満開で、岩手山には残雪、めちゃくちゃ写真映えしそうですよね。
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そして農場で外せないのはソフトクリーム!この手のスイーツには目が無いですね…。めちゃくちゃ濃厚で甘い、なめらかな食感、文句なしの激ウマソフトクリームでした。
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そしてもちろん牛乳も!ノンホモの低温殺菌牛乳!非常にデリケートなもので農場でしか売ってないのだとか。いやはや、しかし牛乳なんて本当に久しぶりに飲みましたね。小学生の頃はあんなに飲んでいたのに…。いつの間にか昔嫌いだった牛乳が美味しいと感じるほど月日が経ってしまった。
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さらに、小岩井農場には21の重要文化財に登録された建造物があり、そのほとんどが今での現役で使われています。中には「こんな今にも倒壊しそうな建物が…」みたいなものも。建築当時の最新技術が駆使されたレトロな建物群をバスツアーで見て回りました。ツアーのガイドの方のお話がとても面白くてあっという間の45分間でしたね。写真は、二号牛舎(1908)、一号サイロ・二号サイロ(1907,1908)、天然冷蔵庫(1905)、いずれも100年以上前の建築が今でも使われていたり使われてなかったりします、凄い!個人的には、写真には撮れなかったのですが四階倉庫という建物が一番「おお!」となりました。4階建ての大きな木造建築、是非公式サイトなどで写真を見てみてください。

さて、一日目はこんな感じで、二日目に続きます~。