わたしです

みなてふ(twitter:@mintexcca)のメモ帳みたいなもんです

あつ森にはものづくりの楽しさが詰まっているという話

https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/sns.png?200220

先月で発売から一年を迎えた「あつまれ どうぶつの森」
私も一年以上プレイしています。
周りにまだやってる人ほとんどおらんので寂しい。

そんなあつ森には、「ものづくり」の楽しさが詰まっていると感じています。
ものを創り、共有し、見てもらう、そんな一連の流れを気軽に体験できる。
私はそう感じていて、だからこそ長く遊んでいます。

僕なりのあつ森の魅力を、備忘録的に書いていきます。

「創る」遊びの進化と充実

シリーズではお馴染みの創る遊びといえば

  • 部屋の模様替え
  • マイデザイン

ですよね。
家具を集めて部屋を飾り付けたり、服をデザインして自分を着飾ったり……私も過去にずいぶん熱中したものです。

本作で新たに追加された創る遊びは

  • 島の飾り付け
  • 島クリエイター

が代表的でしょう。多分。

島の地形を変えたり、島に好きな家具を置いたり……と、ジオラマ制作のような遊び方ができるのは、シリーズでも本作だけの特徴。
限られたアイテムの中で自分の中のイメージを形にしていくのは、まさにものづくりの「創る」楽しみそのものだと思います。
人の創作意欲は、ある程度制約があった方が刺激される……というのは私の持論ですが、自由度が高すぎず、良い塩梅に作られている事が、多くのプレイヤーにとって心地良い体験に繋がっているのではと感じます。

また、家具などを自作するDIY、家具の色などを変更できるリメイクなどの新要素が追加されたり、マイデザインで出来ることも増えたりと、シリーズ恒例の遊びもさらにパワーアップ。
プレイヤー1人1人の「こんなものを作りたい!」を実現できるゲームに仕上がっています。

「共作」し「共有」する遊び

シリーズの基幹コンセプトである「コミュニケーション」
本作でも、ものづくりの「共作」する楽しさ「共有」する楽しさをサポートしてくれています。

CEDECでは、同じセーブデータの中で、プレイヤー達が時間差でプレイし同じ結果を共有する「非同期コミュニケーション」が、シリーズの特徴のひとつと紹介されていました。
もちろん、本作でも健在。
特に本作ではプレイヤーの共有財産たる「島」の自由度が高いので、家族と一緒にプレイすれば

「こんなの作ってみたよ!」
「ここにこういうの作ってほしい!」
「ここをもっとこうしてみたら……」

と盛り上がる事間違いなし。
「共作」から生まれる活発なコミュニケーションは、このゲームの醍醐味だと思います。
あわよくば、オンラインで友達と同じ島を共有できたら……マイクラのマルチみたいでもっと楽しいかもしれませんね。

また本作は、作り上げた自分だけのマイデザインや島をインターネットで公開し、いろんな人に見てもらう事ができます。
映える島を作ってパスワードやスクリーンショットを公開すれば、いろんな反応が貰える……かもしれません。
公式の言葉を借りれば、昨今のSNS時代に合わせ「コミュニケーションの種」が蒔かれていることで、簡単に公開して見てもらえて、反応がもらえる。
まさに、ものづくりの「共有」の楽しさを体現しています。

全てが繋がるゲームデザイン

ものづくりと直接は関係ない話なのですが……

このシリーズは実に多くの遊びから構成されています。本作も然り。
魚を釣って虫を捕って、花を育てて木を切って、石を叩いて化石を掘って……
挙げればキリが無いくらい、構成要素の多いゲームなのですが、不思議とゴチャついてない。

これは、色んな遊びがそれだけで完結せずに、互いのモチベーションとなって繋がっているからだと思います。
例えば、石を叩いたり木を切ったり、あるいは化石を掘ったり……という一つ一つの遊びも、家具を作ったり、自分好みの景観を作ったりするために必要になる訳です。

一つ一つの要素が繋がってるからこそ、このゲームを隅々まで遊びたい!というモチベーションが生まれる。
素晴らしいゲームデザインだと感じています。

自分だけの遊び方を探せるゲーム

私はこのゲームの「ものづくり」の側面が特に気に入ってずっとプレイしていますが……
このゲームには様々な遊びが用意されています。
だから十人いれば十人が違う遊び方をしますし、その柔軟さこそがウケているんだと思います。

今から始めても遅くない「あつまれ どうぶつの森」、皆さんも自分だけの遊び方を見つけてみては?