先日、バーチャル・デュオ・アーティストMarprilのリミックスコンテストに参加しました。
やりたい放題やらせて頂きました!楽しかった~!
リミックスの機会を頂きMarprilに感謝。
このリミックス作るためにSpliceに登録したらSplice無しでは曲が作れない体になってしまいました。
それはさておき、やっぱりリミックスは楽しい!リミックス以外の全てがカス。
なんでこんなリミックスが楽しいのかを考えたら、一つの答えに辿り着きました。
メロディを考えなくて良い
これに尽きます。
メロディ、リズム、コードは音楽の三大要素と言われます。
音楽の多様化が進んだ現在は、アレンジと歌詞を加えて五大要素と呼んでも良いかも。(僕が勝手に呼んでるだけですが)
5つの事を同時に考えるなんて無理なんだなぁ、人間だもの
なかを
一から音楽を作る時、この5つの要素全てをマルチタスクで考えていきます。
こんな沢山のことを、全て妥協なく、手抜きなく作るというのはとても大変な事です。
生みの苦しみというやつですね、多分。
リミックスの場合は、メロディと歌詞はもうそこにある訳です。
場合によってはコードもそのまま使ったりするかも。
つまり、一から曲を作るのに比べて、要素の数は半減!大袈裟に言うと。
良いリミックスは良い原曲から
では、リミックスは作業量が減って楽だから楽しい……?
否、リミックスはメロディや歌詞を考えなくて良い分、リズムやアレンジに力を入れられるから楽しいのだと考えます。
すでに素晴らしい原曲のメロディや歌詞、歌がある。
そこに、自分の全神経を集中して作ったオケが載るわけです。
一から全部自分で考えて作る曲よりも、(少なくとも主観的に)良い作品ができる可能性が高い……と思いませんか?
私みたいな怠惰な人間は、5つもマルチタスクするとなんとなく全ての要素がなあなあになった曲ができてしまいがちですが……
リミックスだったら、一つ一つの要素が洗練された曲が出来やすい訳です。
私は単純なクリエイターですから、良いものが出来ると……嬉しい!
だからリミックスは楽しい訳ですね。
リミックス公認の流れ
音源からボーカルをぶっこ抜いて作るブートレグの文化があります。
私もいくつか作ったことがありますが……法的にアレな行為であることは間違いありません。
そういう意味でリミックス文化は肩身の狭い思いをしてきた……と私は勝手に思っていますが、最近は違う流れも。
今回参加させて頂いたMarprilのリミコンもそうですが、主にバーチャルアーティストの土壌を中心に、リミックスを公認するコンテンツが増えつつあるように感じます。
電音部とかもそうですよね。
ボーカルデータやステム、MIDIを配っているところもあります。
ある意味、リミックスしやすい環境が整いつつあります。これは、とても有難いこと。
私は怠惰な人間なので公募とかが無いとDAWを開けないのですが……これを機に色々リミックス作ってみたいなと思いました。
皆さんもリミックス、やってみては?
(私の曲をリミックスしたいという稀有な方の連絡をお待ちしております。)