わたしです

みなてふ(twitter:@mintexcca)のメモ帳みたいなもんです

牛久大仏に行ってきた

俺の4連休、今日で終わるらしい……

さて、そんな名残惜しい4連休の初日に、牛久大仏に行ってきました。
実は今までお会いしたことのなかった日本最大の大仏さんのレポートです。

牛久大仏と対面

デッッッッカ…………

常磐道からも容易に確認できるその巨体。特にこれといって何もないような場所に突然大きな阿弥陀様が出現する様は、海外のゲームに出てくる間違った日本みたいな感覚があります。これは正しい日本ですが……。

近くまで寄ってみると、そのデカさに改めて感嘆。
奈良の大仏ですら14、5mのところ、牛久大仏120m。仏像を見上げて首が痛くなるという経験はなかなかできるものではありません。

注目すべきはその造形の綺麗さ。巨大な仏像というのはなかなか歪で少し変わったお姿になりやすいものですが、とても整った体つきと男性な顔立ちだなぁというのが第一印象でした。
すごい建築技術。

大仏胎内へ

大仏胎内は祈りの場。牛久浄苑浄土真宗東本願寺派本山東本願寺の霊園ですが、言わばこの大仏様自体がお寺の本堂というような設計です。
中は、これがなかなか近代的で間接照明マシマシ。現代テクノロジーで表現する浄土の世界ということか。
どうも奈良や京都のお寺に慣れていると、この手の施設には新興宗教感というか胡散臭さというか……を感じずにはいられないのですが……これは失礼にあたりますね。自戒……。

エレベーターで地上85mまで上がって展望台へ。
展望台とは言いつつ、外を覗く窓はかなり小さく、周囲の景色もそれほど面白いものではなく……眺望を期待して行くと少し期待はずれかなぁという印象です。まぁ眺望のためだけに仏様に大きな穴を開けるわけにもいかんですからね。
展望台の中心には仏舎利が安置されています。大仏の胸の位置に釈迦の遺骨が納められていて、その様子を内から見られるというのは、これまた巨大な仏像だからこそできる粋な見せ方という感じがします。

ところで、この展望台へ上がるためのエレベーターは上り2機、下り2機で運用されていますが、まぁこれがなかなか回転が悪く……。
そんなに混雑してる印象は受けませんでしたが、上り下りそれぞれ10〜20分待たされたので、何だかなぁという感じでした。

浄土式庭園

牛久大仏の前方には浄土式庭園が広がっています。
少し地味な印象は受けるものの、よく整備された綺麗なお庭でした。

池に鯉がたくさん泳いでいるのですが、めちゃくちゃ餌に飢えているらしく、体を半分くらい乗り出してウジャウジャと蠢いていたので、情緒とは…………という感じで面白かったです。

アクセス・拝観料

仏教テーマパーク……と呼ぶには少し地味な場所ですが、祈りの場として面白いですし、大仏様の大きさと綺麗さだけでも一見の価値ありだと思います。

アクセス
常磐道 牛久阿見ICまたは阿見東IC
JR常磐線 牛久駅からバスまたはタクシー

拝観料
大人 800円(庭園のみ500円)
子供 400円(庭園のみ300円)