わたしです

みなてふ(twitter:@mintexcca)のメモ帳みたいなもんです

岩手旅行記 2022秋 その1

こんにちは。

前回スキップした岩手旅行記、やっていこうと思います!1回でまとめると勿体無いので、2回に分けて。
去る11/3〜11/6、祝日と夏期休暇(夏とは?)を利用して、岩手に旅行に行ってきました。
レンタカーを乗り回して三陸の方にまで足を伸ばし、走行距離771km。いや〜まだまだ良いところたくさんあるな!という次第で。

今回は1日目、2日目に行った場所のレポートなど。

1日目(花巻)

1日目は花巻周辺の宮沢賢治関連施設・史跡を巡りました。

久々の東北新幹線を盛岡で下車、レンタカーに乗り換え出発!

ぴょんぴょん舎

盛岡といえば、盛岡冷麺!ということで、初日の昼からいきなり焼肉屋
ぴょんぴょん舎盛岡冷麺の店としてはかなりメジャー、変な名前だけど。
ちなみに僕は冷麺が苦手なので(は?)焼肉ばかりを食べていました。
牛タン塩が世界一美味かった。

宮沢賢治関連施設

岩手県を代表する作家、宮沢賢治。子供の頃に読んだ「銀河鉄道の夜」の衝撃が忘れられなくて、それ以来とても好きな作家です。母が大学時代、宮沢賢治の研究をしていたことも影響しているかも。
地質学や農業などのエッセンスが取り入れられたアカデミックな文学で難解なので、今改めて読んだら感じ方が違うのかも……と思いつつ。

そんな宮沢賢治の関連施設・史跡が花巻周辺にはたくさんあります。
今回はコロナの影響で閉まっていた「羅須地人協会」に行けなかったことが残念でしたが……

宮沢賢治記念館、小高い丘の上にあって、建物の外も中も綺麗で素敵な博物館です。
昔はもう少し実物の原稿も飾ってあったのですが、今はほとんど全て複製の展示でした。どうやら劣化が進んでるらしく、保存処理を頑張って進めてるのだとか……以前は銀河鉄道の夜の実物原稿も置いてあった気がするのですが、また見れる時が来れば良いなぁと思いつつ。

イギリス海岸は、川底の泥岩層が露出する様子がイギリスのドーバー海峡を思わせることから宮沢賢治が名付けた、北上川の西岸です。
そういえば、以前ブラタモリでもここが紹介されてて、成り立ちの違う奥羽山脈北上山地から流れ着いた色々な種類の岩石が見られる、地質学的に面白い場所……らしい。
僕は地質について明るくないのでなんともですが、穏やかで風光明媚で素敵な場所でした。

雨ニモマケズ」詩碑は、先述した「羅須地人協会」がかつてあった場所(現在は花巻農業高等学校に移設)。羅須地人協会というのは、簡単に言えば宮沢賢治の自宅兼農業を教えていた場所です。
ここは初めて行った場所ですが、これがなかなか結構、寂しいなぁ〜という感じの場所でして。こんなに静寂な場所で賢治は暮らしていたんだなぁとしみじみ。

身照寺は宮沢賢治のお墓があるお寺、素晴らしい作品と風光明媚な史跡を残してくれたことに感謝をしつつお参りを。
身照寺のすぐ近くに「ぎんどろ公園」という公園があるのですが、紅葉が綺麗で大変素敵でした。

つなぎ温泉

一泊目と二泊目は温泉〜〜!温泉旅館泊まるの久々なのでテンション上がりますね。
泊まったお宿は「ホテル紫苑」。大浴場が4つもあり、追加料金を払えば貸切露天風呂も利用可能。硫黄泉で、保温効果が大変高く、もはや暑いレベル。いやはや、堪能しました。
夕食もハーフバイキングという珍しい形式。ステーキ天ぷら食べ放題というバカ仕様だったので、致死量のステーキ食いました。デブ活最高〜。

2日目(宮古龍泉洞)

2日目は初めての三陸
足を伸ばして、浄土ヶ浜龍泉洞などの定番観光地に向かいます。

浄土ヶ浜

まずは宮古へ。盛岡から宮古までは復興道路が整備されていて、とても走りやすいです。

道の駅に立ち寄りつつ、京都の定番観光地「浄土ヶ浜」へ。
尖った白い岩、白い砂浜と青い海、まさに「浄土」と形容するに相応しい景勝地
気の利いたことを言えず申し訳なさもありつつ、とにかく綺麗!思わず「おお〜」と声の出る景観でした。

御台場展望台からは、下からは見ることのできない岩場の全貌を眺めることができます。あんまり人がいないので穴場かも?

昼食は浄土ヶ浜近くの寿司屋「魚正」へ。
お手頃なお値段で新鮮な海鮮丼や寿司が楽しめます!美味かった!
このお店、美味しいのはもちろんですが「生物を使っていないちらし」など魚や生物が苦手な方に配慮したメニューがあるのが本当に素晴らしい……。私は母親が生物苦手なのですが、そういう人と一緒でも入りやすい良いお店でした!

鵜ノ巣断崖

龍泉洞へ向かう途中、鵜ノ巣断崖インターで降りて、三陸の断崖絶壁の景勝地「鵜ノ巣断崖」へ。

駐車場から素敵な紅葉の森の中の道を進んでいくと、急に視界が開け、眼下はるか下の方に海。

切り立った断崖はまさに東北!という感じの厳しさと寂しさ、そして美しさを感じました。これは写真じゃなかなか伝わらないんじゃないかな〜〜個人的には、今回の旅行で訪れた場所でもトップクラスの感動でしたね、本当に良かった……。
インターチェンジの名前にもなっておきながらマイナーな場所でして、ほとんど人がいないのも好きポイント。こんな観光地がもし伊豆とかにあろうものなら、とんでもない混雑になってたでしょうね〜。

龍泉洞


岩手のドメジャー観光地のひとつ、日本三大鍾乳洞のひとつにも数えられる龍泉洞へ。
いや、鍾乳洞とか洞窟とかって、なんでこんなにワクワクするんでしょうね。中はすごい広さで見応え十分。

特に地底湖はあまりにも青く、ゾクゾクする深さ。こんなんスマホ落としたら終わりやんとか言いながらスマホのカメラを湖面に向け……いや本当に怖かった。撮った写真全部ブレてたし。ビビりか?
ちなみにコウモリさんは見られませんでした。残念。

最後は龍泉洞から再びつなぎ温泉へ。
この帰り道はちょっとした山道でしたが、岩洞湖やダムの湖畔を夕方の紅葉の中走り抜ける、大変ドライブしがいのある道程でした。


という訳で、来週は3,4日目の様子を紹介いたします〜。