今年も振り返る季節がやってきた!
有馬記念はドウデュース不在もレガレイラの歴史的Vで盛り上がりましたね。なお、馬券は外しました。
今はM-1グランプリ真っ最中で記事を書いています。
毎年こういう記事を書くことを習慣化すると「あーこの年はこんなことがあったっけな」と思い返してなんか楽しくなれるのでオススメです。
ということで、2024年良かったアレやコレを振り返って気持ちよくなっていきます。
◆買って良かったモノ
今年はあんまりガジェット類買わなかったなぁと思いつつ。
オープンイヤーイヤホン「nwm」
NTT開発のオープンイヤーイヤホン。めちゃくちゃ良くて有線と無線両方買っちゃいました。
音漏れを逆位相の音で打ち消す、いわば逆ノイズキャンセリング技術を搭載。
骨伝導ではないので振動が伝わる感じもなく、聞こえ方がすごく自然。外の音も骨伝導より体感聞き取りやすいです。
レビュー記事書こう書こうと思ってとうとう書かなかったな(サボり)。いつか書きます。
スマホ用ゲームコントローラ「Backbone One」
スマホを挟むタイプのゲームコントローラー。
これまではBluetooth接続の無線コンを使っていましたが、こういうタイプの方が充電も接続も必要ないので楽ですね。
ボタンが割とカチカチ言うのが少し残念ですが、全体的にしっかりした作りで、LRトリガーもアナログ入力対応だし、流石高いだけはある。
こちらもレビュー記事いつか書くぞ……。
◆良かったアニメ
ユーフォ3期とか負けインとか、話題作もたくさんあった中で、敢えて取り上げるのはこの3作品。
ガールズバンドクライ
女と女がレスバするアニメは名作。中身がなんであれ、デカい感情をぶつけ合う女二人は百合なんだよね。愛だね……。
スタート時の勢い勝負ではなく、後半にも失速せずにどんどん面白くなっていく脚本力も凄いし……
何より3Dアニメとしての水準が高すぎた!3Dを活かしたキャラやカメラのダイナミックな動きや、逆に3Dとは思えない表情豊かな感情表現、トータルのクオリティが異様に高くて、これが現代最高峰エンタメか……と驚嘆しました。
変人のサラダボウル
あんまり話題になってなかった気がするので敢えて取り上げるのは、「はがない」や「妹さえ」の平坂読原作作品。
キャラの可愛さに媚びず、百合に媚びず、純粋な日常の空気感とギャグで勝負していて、昨今の日常系アニメが失った平成の空気感が確かにそこにある。
探偵、新興宗教、異世界転生、要素モリモリなうえに、全体的になんかネタがきな臭いのに、なぜか安心して心地よく見られる、その違和感が気持ちよくて癖になるアニメでした。
MFゴースト 2nd Season
なんだかんだ結構楽しんだ「頭文字D」の後継作品MFゴースト。
やっぱり国内外のスーパーカーが疾走する姿を、昨今の上質なアニメーション技術で見られるというのは、それだけで価値があるなと思いました。
原作者しげの秀一の価値観が頭文字Dの時代から全然アップデートされておらず、一方で時代設定は現代ベースになっているので「なんじゃその臭いセリフは!!!!」となりがちですが、そういう楽しい違和感も段々この作品の魅力だと思えてきてます。
でも相変わらず、しげの秀一の古臭いキャラデザから佐倉綾音の声がするのは慣れない。
◆良かったゲーム
2024年にプレイしたゲームなので、昨年以前にリリースされたゲームも含みます。
今年はゲームいっぱいやりました。60タイトルくらいやってるのでは?
十三機兵防衛圏
感想記事はこちら。
いつかやろうやろうと思いつつ引き延ばしていたら、いつの間にかPSPlusのカタログ入りしていたのでプレイ。噂に違わずしっかり傑作でした。
シナリオとアートとゲームシステムが完璧にかみ合ったゲームで、一体どんな制作体制だとこれを作れるのだろう……と思ってしまう。こういう「やりたいことやりました」みたいなゲーム良いんですよね。
ネタバレ無しだと何も書けない。無念。
ウイニングポスト10 2024
感想記事はこちら。
競走馬のオーナーブリーダーになる競馬シミュレーションゲーム。
競馬描写のリアルさも相まって、自分が名付けた馬にめちゃくちゃ愛着が湧いてしまって良いゲームだなぁ~と思いました。
競馬の歴史や競走馬を取り巻く人々についても学べて競馬の解像度を上げられたのも楽しかったですね。
ただ、やっぱりシミュレーションゲームはスーパー時間泥棒でした……。ご利用は計画的に。
ゼンレスゾーンゼロ
感想記事はこちら。
スマホゲームに限らずとも、昨今のアクションゲームの中で「アクションの面白さ」は最高峰クラスだと思います。特に新キャラを引いて初めて触る時のワクワク感と、バトルのスピード感、気持ちよさが最高。キャラごとの特徴づけもめちゃくちゃ上手くて、ホヨバのノウハウの蓄積を感じます。
大型アプデからしばらく経つと割とマンネリ化しがちなのは玉に瑕ですが、個人的には原神やスタレよりもゲーム自体がコンパクトにまとまっていて遊びやすいなと思ってます。
何気に「中華ゲー臭」を抜く努力が随所に見られるのもグッドポイント。
アストロボット
感想記事はこちら。
今年のGOTY。いやはや、文句なしでしょう。
いわゆる「プラットフォーマー」というジャンルのゲームな訳ですが、マリオが多くのゲーマーにとってゲームの原体験として染みついているなかで、これは最もピュアに楽しめるゲームジャンルだと思っていて、それでいてPlayStation30年のお祭り的ゲームであり、そして妥協のない圧倒的な完成度で、これでワクワクしないゲーマーはいないのでは、とまで思ってしまったり。
今一度、純粋なゲームの楽しさ、面白さを思い起こしてくれる、ゲーマーのためのゲームです。
メタファー:リファンタジオ
久々に70時間超の大作RPGを遊んだ気がする。いやはや、面白かったですね。
現実の政治や宗教の要素を「メタファー」として取り込んだ結果、とてもきな臭い独特な雰囲気のダークファンタジーに仕上がっていて引き込まれました。続きが気になって時間を忘れて遊んでしまうタイプのゲーム。
王道RPGらしいオーソドックスなコマンドバトルではありつつ、バフやデバフを駆使してパズルのように組み立てるモダンスタイルなバトルも戦略的で面白い。ややバランス調整に難ありな部分はありましたが……。
自分がアトラスゲーをちゃんと履修していたらもしかしたらもっと面白かったのかもしれないですが、それでも十分良作でしたね~。
◆良かった曲
アイヴイ / 初星学園 & 月村手毬
敢えてゲームの方では触れなかったですが、今年は学園アイドルマスターの勢いが凄かったですね!歴史あるアイマスブランドで多くの新規を取り込むことができたのは大きいでしょう。
そんな学マスの中でマイベストは月村手毬のアイヴイ。
ハードなサウンドと切ないメロディラインが印象的ですが、何より月村手毬が歌上手すぎる。サビの「ひとりきり」の歌い方が癖すぎなのよ。
僕が憧れた青 / シュヴァルグラン (CV. 夏吉ゆうこ)
昨今流行りの手数が多いエモピアノロック。
夏吉ゆうこさんのウィスパーな歌声、圧倒的な歌唱力。どこまでも「透き通った青」な印象がめちゃくちゃ好みです。
夏吉ゆうこさん、字面が似ているという理由だけで個人的にアーティストの日食なつこさんと重ねている部分があるのですが、この曲を聴いてハスキーで捩るように歌う感じが、いややっぱりなんか通じるところがあるよな、などと思いました。すげー個人的な話です。
ビビデバ / 星街すいせい
細かい譜割りのAメロから、エモーショナルなBメロに移り変わり、そこからのキャッチ―なサビの裏切りがニクい。
サビは音程跳躍がかなり激しく手数も多くて、星街すいせいの歌唱力が存分に活かされており、良。「あたしは大変身メイクアップ!」の歌い方がめちゃくちゃ好きです。
サヨナラサヨナラサヨナラ / トゲナシトゲアリ
2024年バンドコンテンツの新星、ガールズバンドクライのトゲナシトゲアリから敢えて取り上げるのは1月リリースの「サヨナラサヨナラサヨナラ」。
サビ頭の「サヨナラサヨナラサヨナラだよ」のリズムとメロがめちゃ良いんですよね。最後のサヨナラの「ナ」が裏返るのがスーパー好きポイント。
トゲナシトゲアリはやっぱりボーカルも早口でピアノやドラムの手数もめちゃ多いジャパニーズモダンロックスタイルな印象ですが、この曲は伸びやかな部分、平成ロックの流れも確かに感じるところが好きですね。
Dear My Dream / フリオーソ (CV. 西連寺亜希)
2024年も終盤というところで突然My Best Songs 2024に殴り込みをかけてきた曲。
切なさと力強さが同居したメロディラインで、古き良きエモ系J-POPの流れを汲む曲調。古臭さが癖になるし、そもそもモデルの馬の活躍年代が2008~2011年あたりなので、フレーバー的にも合ってるんですよね。
西連寺亜希さんの歌声が、なんというか、飾り気の無さがキャラのまっすぐさをしっかり表現していて……。曲自体もメッセージソングなので、この実直な感じが非常に沁みます。
惑う星 / 結束バンド
結束バンドからこの曲にするか「僕と三原色」にするか悩んだのですが、こちらの方がちょっと根暗な感じで結束バンドらしいかなと思いチョイスしました。
4分音符主体のメロディラインがそもそもめちゃくちゃ好きなんですよね。これをサビで効果的に使うと、疾走感や解放感みたいなのがバァーッと出る訳ですが、この曲はまさにそれです。全般的に暗めで不安な曲調なのも相まって、サビのキャッチーさが際立ってます。
◆2024年を振り返って
とにかくゲームを遊びまくった一年でしたね、人生で一番ゲームしてたと思う。
あとは競馬との出会い(正確には出会いは昨年ですが……)が大きかったです。新しいものに触れて、熱狂できるような趣味を見つけられたのは生涯の財産ですね!毎週何かしらあるので生活のメリハリもつくし。お金との付き合い方だけは気を付けたいですが……。
2024年の年始の書初めは「スタートダッシュ!!」でした。
まぁ昨年末から今年のはじめにかけては仕事で色々ありまして、心機一転し切り直し!という気持ちだったと思いますが、まぁ振り返ってみればそこそこやれてたのではないでしょうか。知らんけど。
2025年の目標はまた年始に決意できればと思いますが、まぁ無事にスタートダッシュも切れて慣れてきたというところで、一発大きいところに挑戦できたらいいですね。というかできそうです。
ということで、まぁ年内まだ日曜日はあるけど次の更新は年明けかなと思いますんで
良いお年を~。