6/2に府中は東京競馬場で行われた第74回GI安田記念、現地に観戦しに行きました！
ということで、競馬に真剣になった2024年にして、競馬場デビューを果たしましたので、その時のレポートです。

東京競馬場、デカい

府中本町駅から連絡通路を通り抜ければ、すぐ目の前が東京競馬場のスタンドとターフ。

デッッッッッッカ！！
凄まじいスケール。東京競馬場は特にデカいとは聞いていたけどここまでとは。

コース、観戦スタンド、パドックに巨大なターフビジョンといった競馬場定番の設備も、初めてだと新鮮に映って楽しいですし……
スタンドの内外にはなんと74店舗もの飲食店が立ち並んでおり、食べ歩いているだけでメチャクチャ楽しかったです。コレを目当てに競馬場を訪れている人もかなり多い印象。
東京競馬場に行く際は、ぜひぜひ飲食店をリサーチしてから行く事をオススメします！

中山競馬場にもある「鳥千」のフライドチキン、サクサクジューシーで食べ歩きしやすい競馬場の定番グルメ。

行列必至、こちらも競馬場名物の耕一路のモカソフトクリーム。コーヒーゼリーに乗せた新商品。

枠番ごとの枠色カクテル、予想が当たれば250円の割引券になる競馬場っぽいグルメ。

敷地内には乗馬センターや子供向けの遊び場、日本庭園やステージなどもあり、総合レジャー施設としてのポテンシャルが高くて驚きました。
ウマ娘ファンや競馬ファンにはJRA競馬博物館がオススメ。入場無料です。

博物館内にはスターター体験ができる場所もあります！豪快に開くゲートは必見。

特別展「歴代年度代表馬展」では、名馬たちの馬主服などが飾られていました。こちらは今映画で話題の2001年度代表馬「ジャングルポケット」の馬主服と鞭

施設の充実度が本当にすごくて驚きました、競馬知らない人でも楽しめるハズ！
ただ、この日はGI安田記念の開催日でメチャクチャ混んでたので、施設として楽しむならGI開催日はオススメしません！

競馬の熱気

競馬場では、メインレース（この日は安田記念）以外にもレースが次々と行われています。
安田記念以外のレースでも歓声、スタンドの熱狂は凄く、一日中大いに盛り上がっている印象でした。
無論、安田記念のみを目当てで来てる人、レジャー施設として楽しみに来てる人も多かったですが、全レース賭けてそうな競馬ガチ勢もかなり多く、スタンド内の馬券売り場とスタンドを絶えず行ったり来たりする人々の往来が絶えないのも面白かったです。
何より、競馬新聞を片手に、ペンとマークシートを握りしめて真剣にモニターを見つめる、絵に描いたような競馬おじさんがたくさん居ましたね。本当にこんな感じなんだ、競馬場って。

メインレースである安田記念は特にスタンドが混雑し、出走時には人でいっぱいに。この日は雨ということもあり、ギュウギュウ詰めというほどではない感じでしたが。
指定席を取ってなかった私は、ひとつ前のレースの発走前からスタンド前方でスタンバイ。持っていて良かったレインコート。

レース出走前の映像演出やファンファーレなど気分を高揚させる演出と、その度に湧く拍手や歓声にテンションを上げつつ。
ちゃんと発走時は完成が止んだり、レース中は傘を差している人も閉じたりと、なんだかんだマナーの良さも実感しました。

いざレースが始まると、各々の「差せ！差せ！」「ナミュール！！」「川田！川田行け！！！」「4番来た！！！」みたいな感じで、各々が応援する馬を、各々の呼び方で応援していました。
馬名を叫ぶ人、騎手名を叫ぶ人、なんかよく分からんけど雄叫びを上げている人、そんな人たちの声が重なった「ワアアァァァァァァーーーーッ」という大きな音が、スタンドからコースに、コースを走っている馬や騎手に伝わっていきます。この様子がなんとも、競馬というスポーツの一瞬の熱狂や一体感を体現しており、感動しました。
（馬場内のスペースから観戦するとより感じやすいかもしれないです。安田記念以外のレースを馬場内で見たのですが、歓声が迫ってくる感じがすごかった）
正直、純粋にレースを見るなら家でテレビで見てた方が絶対良いんですけど、この熱狂は現地でしか感じられませんね。ドームライブとかと同じ感覚でしょうか。

勝ったのは香港からの刺客ロマンチックウォリアー、いや～～強かったですね。
自分はナミュール/武豊を応援してたので、ナミュール単勝と保険で枠連を買ってたのですが、まぁ保険の枠連でギリギリ収支プラスということで……ナミュール惜しかった！！
そういえば、リアル馬券を買うのも初めてだったのでなかなか興奮しました。実物が手元にあると応援しているって感情がグッと強くなりますね。スマホでQRを作成してかざせば発券できるの便利すぎてビックリしたけど、せっかくならマークシートで買っても良かったかも。