わたしです

みなてふ(twitter:@mintexcca)のメモ帳みたいなもんです

「電車でGO!!」を久々に触る

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お疲れ様です。
先週は勝手にお休みをいただきました(旅行に行っていたため)
来週も休むと思います(旅行に行くため)

PSPlusのゲームカタログに今月半ば、「電車でGO!! はしろう山手線(PS4)が追加されました。
電車でGOと言えば、私はPSPで「電車でGO!ポケット 山手線編」を購入し、あまりの難しさに完全に挫折して以来敬遠していたのですが……
まぁタダで遊べるなら久々にやってみるか、と遊んでみると、昔は気づけなかった楽しさに気づけた気がしました。
ということで、「電車でGO!! はしろう山手線」鉄道オタクでも電GOオタクでもない人間の今更レビューです。

ニッチな魅力

基本的には「時間通りに停止位置にピッタリ止める」シンプルなゲームで、操作系も基本的には加減速のみと単純。でもこれが難しい……。
個人的には……操作系はシンプルで難易度の高いゲームって、1番ニッチなジャンルだと思っていて、電車でGOはまさにそれかなと思います。

だからこそ、初心者お断り、子供の頃の僕のように生半可な気持ちで挑むとすぐ積んでしまうわけで……。
しかし、プレイを重ねていくうち段々コツを掴んで、徐々に上手くなっていく……この上達こそが醍醐味。この上達も、ぴたりと停める気持ち良さも、やはりある程度プレイして上達しないと味わえないので、かなり敷居の高いニッチなゲームだなぁという感じがします。

チュートリアルの不親切さも拍車をかけていると思っていて。
このゲームはブレーキの掛け方こそが命なわけですが、何も教わってないプレイヤーが正しいタイミングでブレーキングを行うことなんてどだい無理な話。時速50km/hから停止する時、車ならせいぜい制動距離は3,40mというところだと思いますが、本作はE235系でも90〜100m手前からブレーキングしないと間に合いません。そういう感覚の乖離もある。

車両の特性を知るゲーム

最終的には「車両の特性を理解するゲーム」という理解に落ち着きました。
実際、同じ車両・同じ条件下でそこそこの位置に停車させることは、何度か練習すればそう難しいことではなく、これは1時間くらいプレイすればわかります。
(時間ピッタリ、位置ズレなしで停止するいわゆる「ゼロピタ」はかなり難しいですが……)
一方、車両や天候、乗車率が変わると電車の挙動も変わり「思った通りにいかない!」となり……この条件ならこのくらいでブレーキングだなという感覚を体に染み込ませていくことになります。
こうして徐々に徐々に色々なシチュエーションに対応できるようになる。この上達が楽しいです。

こう書くと結構地味でマニアックなゲームな気がしますし、まぁ実際そうだと思うんですが…………
僕の好きなドライビングシミュレーターも似たようなところがあって、やっぱり車や走行状況の違いを巧みに把握して、乗りこなすゲームという点で共通してると思っていて。個人的にはすごくここを楽しく感じます。個人差はあるでしょうけどね。
まぁそうは言ってもやはり、プレイヤーのドライビングテクニックが介入する余地がレースゲームと比較してかなり少ない(操作系がシンプルゆえ)ので、ニッチなゲームであることは変わりないかなと。

グラフィックの良さ!

本作はアーケード準拠ということで、やっぱりグラフィックが綺麗!
綺麗な東京の風景を眺めているだけでも、十分にこのゲームの楽しさを享受できるのではないでしょうか?なんと自動運転でひたすら車窓を眺めるモードもあります。
個人的には……新宿や高田馬場といったよくお世話になった駅を通ると「知ってる風景だ!」となって楽しいですね。そのくらい再現度高い。あと個人的に生活で良く使っている総武線も、市ヶ谷〜秋葉原区間を遊ぶことができます。最高か?

UIまわりもスッキリとスマートな感じで好感持てます。
キャラクターボイスも個人的には可愛くてすごい好きです、賛否はあるのかな?カスみたいな運転しても褒めてくれるので自己肯定感が上がります。SDキャラのイラストも大変可愛くて好み。

おわりに

まぁ何を言いたかったのかと言うと、昔つまらないなと思ったゲームも、今やると面白く感じたり、昔は分からなかった面白さを見つけたりできるもんなんだなぁということです。
今は大好きだけど昔嫌いだった味噌汁みたいな感じです。本当か?
昔積んだゲームとか引っ張り出してやってみたいけど、PS2PSPももう動かんし、早くゲームアーカイブ充実させてほしいですね。