わたしです

みなてふ(twitter:@mintexcca)のメモ帳みたいなもんです

アイマス合同ライブの話

アイマス5ブランドとしては初めての合同ライブ「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD 2023」が開催されています。
この記事が公開される頃はDay2の後半戦に突入した頃合いだと思いますが……
昨日のDay1に現地参戦してきて、まぁ未だに夢が幻覚だったのではと思っていますが……
本当に凄まじいライブだったとともに、色々と思うところもあったので、感想と自分語りなどする記事です。

まぁまずはセットリストを見ていただきたく。

これがどれだけ凄いのかを理解するには高いアイマス教養が必要なわけですが、本当に凄かったんです。未だに夢だったんじゃないかと思うくらい。
要するにアイマス5ブランドの楽曲を、メンバーもブランドごちゃ混ぜで4時間という感じだった訳で、もう情緒が滅茶苦茶になりました。

アイマスのブランドが共演することは時たま「越境」と呼ばれるように、まぁやっぱりブランドの間には壁があって、それを越えて共演するというのはまだまだ特別感のある話なわけで。
でも昨今は「スターリットシーズン」でSideMを除く4ブランドがゲーム内で共演したり、一昨日発表された「TOURS」はついに5ブランドが共演するゲームになるなど、徐々に「ブランドを越えて協力していこう」という方向性が鮮明になっていく中での、今回の合同ライブ。
その方向性を我々に印象付けるのには十分すぎる衝撃的な内容だったのではと思います。

特にSideMの共演は個人的に印象的でした。今までこういうことなかったし。
SideMのメンバーがTulip歌うとか誰が考えたんだよ、変態か?端的に言って、最高でした。
自分ももう人生の半分以上アイマスとともにあるような年齢になってしまいましたが、女性アイドルと男性アイドルの共演というのは新鮮を通り越してもう衝撃でして。
というのも、我々は「アイドルマスター2」を経験している世代で(蒸し返すようで心苦しいですが、9・18事件を参照していただければ……)、あの時は「(女性アイドルと男性アイドルの)可能性を生み出しただけでアウトなんだよ」とまで言われていたし、それがまだ脳裏に焼き付いてなかなか離れてくれませんが、今や男女問わずファンが、SideMの共演に熱狂しているわけで。
SideM含めアイドルマスターが長い期間をかけて醸成してきた土壌のおかげか、それとも単に時代の流れなのかは分かりませんが、まぁともかく「ついに許されたのか……」みたいなエモい気持ちになりました。
天海春香天ヶ瀬冬馬の「GO MY WAY!!」とかさ、そんなのズルじゃん、良いのかそんなことして?いや、いいんだよ、これで…………泣けるわ。
自分含めてですが、今回のライブで「SideM、全然知らなかったけど良いじゃん……」ってなったオタクは山ほどいるんじゃないですか?僕はサイスタをインストールしました……。

SideMは間違いなく、今後アイマスの強みになっていくと思いました。男女混合のコンテンツ自体、珍しいし。プロセカとかあるけどね。
そういえば、僕はSideMに関する知識が全くないので分からないんですけど、SideMの楽曲を女性アイドルが歌うのってSideMのオタク的にはどうなんですかね?許されてたらいいな。

まぁそれにしても、ついにアイマスが東京ドームですよ。東京ドームいっぱいにプロデューサーが集まってさ、しかも声出し解禁で、みんなで「ドーム!」とか「アイマスー!」とか叫んだわけですよ、こんなに泣けることってあります?
「輝きの向こう側へ」を見た時の感動が久々に蘇った気がしました。
人生の半分以上アイマスとともにあって、まぁそれでもニコニコで流行り始めた頃に知ったのでまだ新参者感が抜けないですけど、やっぱり徐々に徐々にコンテンツが大きくなっていく様をずっと見てきたので……でもその多くが子ども時代で、自分がコンテンツに貢献できたとは思っておらず「自分はドームに連れてきてもらった側だ」と思っていたんですけど、MCで皆さんが「ドームまで連れてきてくれてありがとう!」って言ってくれてて……いや、まぁ僕だけに向けた言葉じゃ全然ないですけど、それでも、俺もそちら側でいいのか?今まで何もあげられてないし、もらってばかりだったけど、あぁ〜〜〜〜となりました。本当にありがとう。

あとやっぱり、5ブランドが協力していく姿は素敵だしこれからの理想形だなと。
それぞれに個性があるじゃないですか、ミリオンは765ASの正当後継って感じがするし、シンデレラは個性爆発で(イロモノって言うとアレですが。まぁ今回の人選と曲選の影響もあると思う)、SideMは言わずもがな男性アイドルだし、シャイニーカラーズはフレッシュさに溢れてて。
ぶつかり合わずにちゃんとお互いが補い合ってる感じがして、あぁこうでなくちゃと思いました。
個性はそれぞれ違えど、別のブランドの曲を歌っても全然違和感がなかったり、違う形を見せてくれるが、これはこれで良かったりと、なんだかんだみんなアイマスしてるのも好き。個性とアイマスらしさのバランスが絶妙なのよ。

今後はますます越境が進んで、もう越境なんて言ってられないくらいブランドがごちゃ混ぜになってくのかもしれない。滅茶苦茶楽しみですね正直。TOURSも楽しみ。
一方で、アイマスの敷居はますます高くなっていくなと思いました。(ただでさえ、やっぱり他のコンテンツより年齢層高めな気が……)
今回の合同ライブ、しっかり楽しむには正直、かなり広範なアイマスの知識、もといアイマス教養が必要な感じがしました。実際、自分もSideMとシャニマスはもっと履修しないとという気持ちになりました。
まぁライブなんて言うてファンしか来ないと思うのでライブはこれで全然良いと思うのですが、コンテンツ自体がそういうコンテンツ的教養を求めるようなものになってはいけないなと思います。
TOURSはアイマス初心者がアイマスのことを広く知れるためのゲームになってほしいし、そういうコンテンツも増えていってほしいと思う一方で、既にアイマスのファンになっている人でも楽しいディープさも必要で、難しい舵取りになりそう?良くも悪くも、アイマスはデカくなりすぎたような。

とにかく、もう20年も間近に見えてきているアイマスのこれからの形を考え、希望を持てた本当に良きライブでしたね……。
まぁ、アイマス最高!というところで。
お気持ち表明でした。