わたしです

みなてふ(twitter:@mintexcca)のメモ帳みたいなもんです

映画「バズ・ライトイヤー」見ました

https://www.disney.co.jp/content/disney/jp/movie/buzzlightyear/_jcr_content/par/pickup_box_same_1_4_/image2.img.jpg/1656667244339.jpg

私事ですが、本日誕生日を迎えました!
25歳。社会人にもなりもうあまり感慨もないのですが……大人になるとは、自由と引き換えにこういうワクワクを失うことかな、などと思います。
これからの一年、無事息災の素敵な一年になることを願わんばかりです。

さて話は変わりますが、昨日、ピクサー映画「バズ・ライトイヤー」見てきました!
トイ・ストーリーシリーズのスピンオフ作品ということで……
トイ・ストーリー好きなので、まぁ敢えてそれほど期待せずに見に行ってみましたが、結構楽しめました!
ということで感想殴り書きです。ネタバレ含むので注意!

全体的に王道なストーリーで、悪く言えば予測しやすいところはありますが「アンディが子供の頃に見てお気に入りの映画」というイメージには合致する感じで良かったです。
全体的にあっさりと進む感じで泣かせようというタメもなく、息つく間もなく話が進むところもこの設定に一致していたと思います。
一方で、話の内容は、明確な善悪が存在するわけでもなく、また相対性理論タイムパラドックスのようなSF要素もあり、子供向けにしてはちょっと難しすぎるストーリーなんじゃないですかね……と思うところもあり、そこの乖離が少し気持ち悪く感じたのは否めません。
(そもそも、バズってテレビアニメのキャラクターじゃなかったっけ?とか、ザーグってバズの父親じゃなかったっけ?とか、言いたいことはたくさんあるが)
まぁでも細かいところを気にしなければ、王道で素直に楽しめる作品だったなぁという印象です!音楽とビジュアルはもちろん壮麗で、ピクサーが描く王道SF、最高だな……!という気持ちになれます。

バズの声優変更、これはなかなか良かったのではないかなぁと思います。
僕は吹き替え版だったので鈴木亮平、ピッタリハマってましたね。もちろん、これまでのシリーズ通り所ジョージの方が、トイ・ストーリーのスピンオフ作品としてのリアリティは担保できたとは思いますが……本作の「スペースレンジャーとしての使命と自尊心との間で葛藤する」みたいなキャラクターを演じるには少しコミカルすぎるかな、とか。そういう意味で声優変更は良い効果をもたらしてるのではと思いました。まぁ、所ジョージ版も見てみたいけどw
個人的に驚いたのはソックス!かまいたちの山内とは全然気付かなかった……上手かったですよね。ソックスめちゃくちゃ可愛くて良かった。
(ちなみにレビューを見ている限り、海外版の声優も概ね好評のようですね)

最後に一応、本作で同性愛が描かれていることについても言及しますが……
個人的には全然気にならなかったですね。描写自体めちゃくちゃあっさりしてるし、さも当たり前のように出てくるし。
まぁストーリーの流れとして同性愛である必然性は全くなかったような気がしますが……「アリーシャが幸せそうであること」はめちゃくちゃ重要な要素であるので、そこで同性愛を扱うことにより強いメッセージを打ち出そうとしてるのかもしれないですね。

トイ・ストーリーが好きすぎて期待値が高い人の中にはコレジャナイ感を感じる人もいそう、その気持ちはなんとなく分かります。
が、ストーリーは王道SFとしてまとまって面白いものになってると思いますし、何よりディズニー/ピクサーが本気で作ったアニメーションSF映画を見られるというだけでも、価値のある作品だと思いました。
ところで「続編作る気満々です!」という感じで終わって清々しかったですね。トイ・ストーリーというIP自体がかなり強いので、まだ終わらせたくないのかな?とか。じきに「ウッディのラウンドアップ」とかも作り始めるのでは?w